呪術廻戦の完結は何巻?最終回の加筆やスピンオフ情報を徹底網羅
「呪術廻戦がついに完結したけど、結局いつ終わったの?」「最終巻にはどんな追加要素があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
長きにわたりジャンプを支えた看板作品だけに、終わってしまうと心にぽっかり穴が空いたような気持ちになりますよね。
私自身も毎週の楽しみが一つ減ってしまい、しばらくは「呪術ロス」を引きずっていました。でも、完結後の展開やコミックスでの加筆など、まだまだ楽しみは残されています。
この記事では、呪術廻戦の完結に関する確定情報や、最終巻で明かされた新たな事実、そしてこれからの公式展開について、ファン目線で分かりやすく整理しました。
これを読めば、完結にまつわるモヤモヤが晴れて、作品をより深く味わえるはずです。

- 漫画『呪術廻戦』の完結日と掲載されたジャンプの号数
- 単行本最終30巻の発売日と描き下ろしエピローグの内容
- 最終回で描かれた宿儺や釘崎野薔薇に関するネタバレ情報
- 完結後の展覧会やスピンオフ、アニメの視聴方法
まずは、完結に関する基本的な事実関係から詳しく見ていきましょう。
いつ、どのように終わったのかを正確に知ることで、物語の余韻をより深く楽しむことができます。
呪術廻戦の完結はいつ?最終回や何巻までか解説
呪術廻戦の完結日は2024年9月30日

まず結論からお伝えすると、漫画『呪術廻戦』が完結したのは2024年9月30日のことでした。この日は月曜日で、多くのファンが朝からジャンプを買い求めたのが記憶に新しいですね。
公式SNSや各種ニュースメディアでも一斉に報じられ、「呪術廻戦完結」というワードがX(旧Twitter)でトレンド入りするなど、一種のお祭り騒ぎのようになっていました。
2018年3月の連載開始から約6年半にわたる連載がついにゴールを迎えた瞬間です。
私自身、当日は日付が変わった瞬間に電子版で読みましたが、最後のページをめくるのが惜しくて何度も読み返してしまいました。作者の芥見下々先生が体調不良などを乗り越えて、無事に物語を畳んでくれたことには感謝しかありません。
この完結に伴い、コミックスの累計発行部数(デジタル版含む)が1億部を突破したことも大きな話題となりました。完結と同時に大台に乗るというのは、まさに伝説的な記録と言えるでしょう。
当時の報道によると、完結を記念して芥見先生からの「応援ありがとうございました!!」という感謝のコメントも発表されています。
このように、2024年9月30日は『呪術廻戦』という作品にとって、そしてファンにとって忘れられない歴史的な一日となりました。
漫画の最終回は271話で掲載誌はジャンプ

物語の最後を飾ったのは、第271話です。掲載誌はもちろん「週刊少年ジャンプ」で、2024年44号に掲載されました。
ジャンプ本誌では、表紙や巻頭カラーで盛大に完結が祝われており、編集部の力の入れようも凄まじいものがありましたね。
最終回のサブタイトルは「これから」となっており、第1話の「両面宿儺」から始まった物語が、未来へと繋がっていくことを象徴するようなタイトルでした。
これまでの積み重ねを感じさせる内容になっていて、ファンとしては胸が熱くなる展開でした。
特に印象的だったのは、最終回に向けたカウントダウン企画や、誌面での豪華な特集です。
歴代の担当編集者からのコメントや、これまでの名シーンを振り返る企画などがあり、単なる「連載終了」ではなく、一つの時代が終わるような重みを感じさせました。
雑誌派の人たちは、この271話を読んで「ああ、終わったんだな」と実感したわけですが、実はこの時点ではまだ語られていないエピソードも残されていたのです。それが後述する単行本での加筆に繋がっていきます。
ちなみに、最終回の掲載号であるジャンプ2024年44号は、紙の雑誌が入手困難になる書店も多かったようですが、現在は「少年ジャンプ+」などの電子書籍サービスでバックナンバーを購入できる場合もあります。
単行本の最終巻は30巻で発売日も紹介

コミックス派の方が一番気になるのが、「何巻で完結するのか」という点ですよね。結論としては、全30巻で完結となります。
発売スケジュールもかなり特殊的で、29巻と最終30巻が2024年12月25日のクリスマスに同時発売されました。
通常、ジャンプコミックスは1ヶ月に1冊や、数ヶ月おきの発売が一般的ですが、2冊同時に出るというのは非常に珍しいパターンです。これはファンへのクリスマスプレゼントという意味合いもあったのかもしれません。
一気に最後まで読めるので読者としては嬉しいサプライズでしたが、書店では2冊をセットで買う人が続出し、レジに行列ができる店舗もあったと聞いています。
表紙デザインも29巻と30巻で対になるような構図や、完結巻にふさわしい特別な装丁が施されており、本棚に並べた時の満足感もひとしおです。
年末の時期に、こたつに入りながら29巻と30巻を続けて読む……なんて過ごし方をした方も多かったのではないでしょうか。
物語のクライマックスである「人外魔境新宿決戦」の決着から、エピローグまでを一気に駆け抜ける読書体験は、完結直後ならではの醍醐味でした。
最終巻の加筆や描き下ろしエピローグの内容

ここが個人的に一番アツいポイントなのですが、最終30巻には雑誌掲載時にはなかった大幅な加筆と描き下ろしが収録されています。
雑誌で読んだから単行本は買わなくていいか、と思っている方がいたら、それは絶対に損をしています!
具体的には、本編のエピローグとして計16ページの描き下ろし漫画が追加されているんです。この16ページというのは、週刊連載の約1話分に相当するボリュームですから、実質的に「真の最終回」と言っても過言ではありません。
主要メディアの報道や実際のコミックス内容によると、対象となっているキャラクターは以下の4名(+α)です。
| 描き下ろし対象 | 内容の概要と見どころ |
|---|---|
| 小沢優子 | 虎杖の同級生。彼女の視点から見た「日常への回帰」が描かれています。一般人の視点が入ることで、彼らが守った日常の尊さが際立ちます。 |
| パンダ | 戦いの後の様子や心情。仲間を失った悲しみを抱えつつも、前を向こうとする姿が描かれています。 |
| 釘崎野薔薇 | 復活後の日常や仲間とのやり取り。雑誌版では少し物足りなかった彼女の「その後」がしっかりと補完されており、ファン必見の内容です。 |
| 裏梅 | 宿儺に仕えた彼(彼女?)の最期や想い。敵側である裏梅の視点が描かれることで、宿儺という存在への理解がより深まります。 |
雑誌で最終回を読んだ時、「あれ、あのキャラどうなったの?」と少し消化不良だった部分が、この描き下ろしで見事に補完されています。
特に小沢優子のエピソードなどは、初期の日常回が好きだったファンにはたまらないプレゼントになったかなと思います。
また、セリフの細かい修正や、バトルの描写の追加なども行われており、物語の解像度がグッと上がっています。
完結巻としての完成度を高めるために、芥見先生が最後までこだわり抜いたことが伝わってくる内容でした。
釘崎野薔薇の復活と最終話での様子

「釘崎野薔薇は死んだまま終わったの?」と心配している方もいるかもしれませんが、安心してください。彼女は物語の終盤、第267話で見事に復活を遂げています。
渋谷事変で真人によって顔面を吹き飛ばされ、長らく生死不明の状態(新田による処置はあったものの)が続いていました。
「もう復活はないのでは…」と諦めかけていた読者も多かったはずです。しかし、最終決戦の土壇場で彼女は目覚めました。
具体的には、宿儺の最後の指に対して彼女の術式である「共鳴り」を発動し、遠隔から宿儺に決定的なダメージを与えるという、MVP級の活躍を見せました。
これには私も読んでいて「うおおお!」と声が出てしまいましたね。伏黒や虎杖が命がけで戦っている中で、最後のピースとして釘崎が加わる展開は、少年漫画の王道でありながら最高のカタルシスでした。
最終回(271話)でも、虎杖や伏黒と一緒に任務に向かう姿が描かれており、あの「高専の三人組」が帰ってきたことが何よりのハッピーエンドだと感じています。
彼女の明るさや強気な性格が変わっていないことを見て、本当に救われた気持ちになりました。
宿儺と真人の会話など最終回のネタバレ

物語の結末において、特に印象的だったのが宿儺の扱いです。
最終回では、戦いに敗れて消えゆく宿儺が、死後の世界(あるいは精神世界)のような場所で、かつての敵である真人と対話するシーンが描かれています。
ここでは、これまで絶対的な「呪いの王」として君臨していた宿儺が、少し違った側面を見せるというか、彼の在り方に一つの決着がついたような描写になっています。
真人は「人間」として生まれ変わることを望んでいましたが、宿儺はそれとは異なる道を選びました。二人の対話は短かったですが、呪いとして生きた者たちの哲学がぶつかり合う、非常に深いシーンでした。
また、現世では虎杖・伏黒・釘崎の三人が、とある「迷惑呪詛師」の事件を解決するために動くシーンで物語は幕を閉じます。
これは、彼らの日常がこれからも続いていくことを示唆しており、悲壮感のない、前向きな「俺たちの戦いはこれからだ」的な爽やかなラストでした。
虎杖の「正しい死」を巡る物語は、多くの犠牲を伴いながらも、彼自身が生きる意味を見つけ、仲間と共に歩んでいくという形で一つの答えを出したのではないでしょうか。読了後は、不思議と清々しい気持ちになれるラストでした。
さて、ここまでは原作漫画の完結情報について詳しく見てきましたが、物語が終わっても『呪術廻戦』の世界はまだまだ広がり続けています。次は、完結後の展開やアニメ情報について解説します。
呪術廻戦の完結後の展開とアニメ視聴方法
完結にひどいという評価や賛否はあるか

人気作品の宿命とも言えますが、完結直後はSNSなどで様々な議論が巻き起こりました。「最高の終わり方だった」と感動する声がある一方で、「伏線が回収しきれていない」「少し駆け足だったのでは?」といった厳しい意見も見受けられました。
特に議論の的となったのは、五条悟の扱いや、宿儺の過去に関する掘り下げ不足、そして天元と日本の同化問題がどう解決されたのかといった点です。
「五条先生には生き返ってほしかった」というファンの悲鳴にも似た声や、「死滅回游のルール周りが複雑すぎた」という感想も散見されました。
ただ、これは「もっと見ていたかった」「もっと知りたかった」という作品への深い愛情の裏返しでもあるのかなと私は思います。どんな名作でも、すべての読者が100%満足するエンディングというのは難しいものです。
個人的には、変に引き伸ばすことなく、虎杖たちの物語として綺麗に着地させた点は高く評価できると感じています。テーマであった「呪い」との向き合い方について、虎杖なりの答えが出せたことが重要だからです。
評価は人それぞれですが、事実として「大きな議論を呼ぶほど熱量があった」ということは間違いありません。完結後もこれだけ語り合える作品に出会えたことは幸せなことですね。
次回作やスピンオフ漫画の連載情報

完結ロスを埋めてくれる特大ニュースとして、新たなスピンオフ作品『呪術廻戦≡(ジュジュツカイセン モジュロ)』の制作が発表されています!これはファンにとって本当に嬉しいサプライズでした。
スピンオフ『呪術廻戦≡』のポイント
- 公開日:2025年9月8日に作品ページ公開(連載開始)
- 作者:芥見下々先生(原作) × 岩崎優次先生(作画)
- 舞台設定:死滅回游から68年後の2086年
なんと舞台は近未来、2086年です。「呪術廻戦 死滅回遊から68年後」という設定だけでワクワクしますよね。虎杖たちが戦ったあの激動の時代から約70年が経過し、呪術界や社会がどう変化しているのかが描かれるようです。
作画は『暗号学園のいろは』などで知られる岩崎優次先生が担当されます。
岩崎先生の描くキャラクターは非常にスタイリッシュで、独特の毒気と魅力があるので、『呪術廻戦』の世界観ともマッチしそうです。原作が芥見先生ご本人というのも安心材料ですね。
このスピンオフについては、あらすじや考察を以下の記事でさらに詳しく深掘りしているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
呪術廻戦モジュロ徹底解説!あらすじと考察 – エンタメノート
完結記念の展覧会や大阪会場の期間

作品の世界観をリアルに体感できるイベントとして、「芥見下々『呪術廻戦』展」も開催されています。東京会場(渋谷ヒカリエ)、大阪会場は大盛況のうちに終了しました。概要を振り返ってみましょう。
大阪会場の概要
- 会期:2025年4月19日(土)〜 6月9日(月)
- 会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ/ナレッジシアター
この展覧会では、芥見先生のデジタル作画工程の解説や、貴重なネーム(下書き)、そして迫力満点の原画が多数展示されます。
特に、最終回付近の原稿も展示される可能性が高く、完結を見届けた今だからこそ感じられる感動があるはずです。
アニメの続きや完結まで映像で見る方法

漫画は完結しましたが、アニメ派の方にとってはここからが本番です。現在は第2期「渋谷事変」まで放送が終了しており、次は待望の第3期「死滅回游」が控えています。
「死滅回游」編は、新たなキャラクターが多数登場し、能力バトルとしての複雑さと面白さが跳ね上がるパートです。
アニメーション制作スタジオのMAPPAが、あの複雑な呪術戦をどう映像化するのか、今から期待しかありません。
アニメの続編情報については、こちらの記事で放送時期などを詳しくまとめています。
アニメ3期「死滅回游」の放送時期に関する詳細 – エンタメノート
また、これからアニメを一気見したい、あるいは映画とアニメの見る順番を知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。時系列順に見るか、公開順に見るかで印象が変わるのも面白いところです。
呪術廻戦のアニメや映画を見るおすすめの順番 – エンタメノート
そして、これまでのアニメシリーズや劇場版をすべて網羅するなら、動画配信サービスの活用が必須です。私のおすすめは、U-NEXTです。
U-NEXTで呪術廻戦を観るメリット
- TVアニメ第1期・第2期が見放題
- 『劇場版 呪術廻戦 0』も見放題配信中
- 31日間の無料トライアルがあるため、一気見に最適
- もらえる600円分のポイントで原作コミックス(電子書籍)も読める
完結した原作を読んでからアニメを見直すと、伏線の張り方や演出の意図がより深く理解できて、2倍楽しめますよ。
「まだアニメしか見ていない」という方も、この機会にU-NEXTなどで振り返ってみてはいかがでしょうか。
※配信情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください。
呪術廻戦の完結情報を振り返りアニメを楽しむ

今回は、『呪術廻戦』の完結に関する情報をまとめて解説しました。改めて要点を振り返ります。
- 完結日は2024年9月30日、最終回は第271話
- コミックス最終30巻には16ページの描き下ろしが収録されている
- 釘崎野薔薇は復活し、虎杖・伏黒と共に3人で任務に向かうラストだった
- 2025年からはスピンオフ『呪術廻戦≡』や展覧会、アニメ続編が待っている
「終わってしまった」という寂しさはありますが、スピンオフやアニメなど、供給はまだまだ続きます。完結した今だからこそ、原作を全巻読み返したり、アニメで名シーンを振り返ったりして、呪術廻戦の世界にどっぷり浸かってみるのも良いですね。
物語は完結しましたが、私たちが彼らの生き様から受け取った熱い想いは消えません。ぜひ、あなたなりの楽しみ方で、この素晴らしい作品を最後まで見届けてください!


