呪術廻戦の呪霊一覧と等級!最強の特級や死亡シーンを解説
呪術廻戦という作品を深く味わううえで、決して避けて通れないのが「呪霊」という存在です。
彼らは単なる敵キャラクターではなく、私たち人間の心の闇が形になったものであり、その設定を知れば知るほど作品のテーマ性が浮き彫りになってきます。
作中では「特級」や「1級」といった等級で強さが示されますが、実は同じ特級の中にも天と地ほどの差があったり、宿儺のように呪霊と混同されやすい別の存在がいたりと、少し複雑な部分も多いですよね。
私自身も最初は「両面宿儺は呪いの王だから、最強の呪霊ってことでいいのかな?」と曖昧に理解していましたが、設定を紐解くと全く異なる存在だと知り驚いた記憶があります。

- 呪霊が生まれる具体的なメカニズムや、等級による戦力差の目安がわかります
- 漏瑚や花御、真人といった特級呪霊たちの能力や領域展開の詳細を網羅しています
- 宿儺や受肉体、呪詛師といった「呪霊と間違えやすい存在」の違いを整理できます
- 作中での主要な呪霊たちの最期や、物語に与えた影響について深く理解できます
呪術廻戦の呪霊について定義や等級を解説


渋谷に渦巻く特級呪霊たちの圧倒的な悪意、そして五条悟封印という絶望。
世界が壊れゆく音と共に始まる、呪いと呪術師の極限の総力戦をその目で目撃せよ。
呪霊が発生する原因と定義

『呪術廻戦』における呪霊の定義は、非常に論理的かつ残酷です。
彼らは異世界からやってくる侵略者ではなく、「人間から漏れ出した負の感情」が澱のように蓄積し、形を得た存在だからです。
辛い、憎い、怖い、恥ずかしい……私たちが日常生活で抱くこうしたネガティブな感情には微弱な「呪力」が宿っており、非術師(一般人)はそれを無意識のうちに垂れ流しています。
この漏れ出した呪力が、学校や病院、墓地といった「負の感情が集まりやすい場所」に吹き溜まることで、呪霊としての核が形成されます。
作中で「学校のトイレ」や「心霊スポット」に呪霊が発生しやすいのは、そこに恐怖や不安のイメージが共有されているため、呪力の受け皿になりやすいからなんですね。
発生のプロセス
1. 人間が負の感情(ストレスや恐怖)を抱く
2. 抑制できない呪力が体外へ漏れ出す
3. 特定の場所や概念に呪力が蓄積・凝集する
4. 形を得て「呪霊」となり、人を襲い始める
また、呪霊の姿形は「恐れられているイメージ」に引っ張られます。
例えば「口裂け女」のような都市伝説がベースならその通りの姿になりますし、漏瑚のように「大地(火山)」への畏怖がベースなら一つ目の怪物のような姿になります。
つまり、呪霊の強さや姿は、私たち人間の想像力と恐怖の総量に比例していると言えるのです。
この「人間が生む副産物」という設定こそが、呪術師たちがどれだけ祓っても戦いが終わらない絶望的なループを生み出しています。
呪霊の等級と強さのランク

呪術高専では、確認された呪霊を速やかに処理し、被害を最小限に抑えるために「等級」というランク付けを行っています。
これは4級から特級までの5段階(準1級などを除く)に分かれており、一般社会の常識に照らし合わせた「もし通常兵器が通用すると仮定した場合」の目安が設定されています。
| 等級 | 強さの目安(通常兵器換算) | 呪術師での対応目安 |
|---|---|---|
| 4級 | 木製バットがあれば余裕 | 初心者や補助監督でも対処可能 |
| 3級 | 拳銃があれば安心 | 通常の呪術師なら問題なく祓える |
| 2級 | 散弾銃でギリギリ | 術師として一人前(準2級〜2級)の仕事 |
| 1級 | 戦車でも心許ない | 一流の術師(1級)が対応する危険案件 |
| 特級 | クラスター弾での絨毯爆撃でトントン | 国家転覆レベル。特級術師でないと対等に戦えない |
ここで最も重要なのは、「1級と特級の間には、連続性のない断絶がある」という点です。1級までは「強い」の延長線上にありますが、特級は「異常」の領域に入ります。
特級呪霊は高い知能を持ち、人語を解し、独自の術式や領域展開を扱う個体が多いため、1級術師が複数人で挑んでも全滅するリスクがあります。
さらに、同じ「特級」という箱の中でも強さの幅(ピンキリ)が凄まじいのが特徴です。
少年院に出現した「宿儺の指を取り込んだ呪霊(指持ち)」も特級判定でしたが、漏瑚や宿儺本人はその指持ちすら瞬殺する実力を持っています。
「特級」という枠組みは、あくまで「これ以上測定できないほど危険」という青天井のカテゴリに過ぎないのです。
特級呪霊のキャラクター一覧

作中で猛威を振るった特級呪霊たちですが、彼らはその発生起源によっていくつかの系統に分けることができます。
ここでは、物語の中心となった「災害級」をはじめとする主要な特級個体を整理しておきましょう。
① 未登録の特級呪霊(災害級・自然呪霊) 漏瑚(大地)、花御(森)、陀艮(海)、真人(人)の4体がこれに該当します。
彼らは高専のデータベースに登録されていない未知の存在として登場しました。
最大の特徴は「徒党を組んでいる」ことと、「高い知性と言語能力を持ち、呪術師との会話が可能」という点です。彼らは人間を滅ぼし、呪霊だけの世界を作ることを目的としていました。
② 特級過呪怨霊 『呪術廻戦 0』に登場した祈本里香が代表例です。
自然発生ではなく、一人の人間の死と、遺された者の強烈な執着(呪い)がバグのように作用して生まれた異質な存在です。
その呪力量は底なしで、「変幻自在の底なしの呪力」と評されるほどでした。
③ 特定疾病呪霊 「疱瘡神(ほうそうがみ)」や「疱瘡婆(ほうそうばばあ)」のように、特定の疫病への恐怖から生まれた呪霊です。
彼らは知能こそ災害級に劣るものの、術式の効果が「感染→発症→死」といった病気のプロセスを模していることが多く、一度術中にハマると回避が困難な凶悪さを持ちます。
④ 仮想怨霊 「口裂け女」や「玉藻前(たまものまえ)」のように、実在したかどうかに関わらず、人々の間で共有されている怪談や都市伝説、伝承が核となって生まれた呪霊です。
知名度が高いほど強力になりやすい特性があります。
宿儺と呪霊の違いを徹底解説

検索でも非常によく見かけるのが「宿儺は最強の呪霊ではないのか?」という疑問です。
作中でも「呪いの王」と呼ばれているため混同しやすいのですが、厳密な設定上の分類では宿儺は呪霊ではありません。
両面宿儺は、千年以上前の平安時代に実在した「人間(呪術師)」です。
彼は死後、自身の魂と呪力を20本の指に分割して封印し、現代に至るまで「特級呪物」として残り続けました。
そして、虎杖悠仁という器がその指を取り込んだことで、現代の肉体に魂が蘇った状態にあります。
受肉体(じゅにくたい)とは?
宿儺のように、過去の術師が呪物となって時を超え、現代の人間の肉体(器)に乗っ取って現界した存在を指します。「死滅回游」に参加した泳者(プレイヤー)たちの多くもこの受肉体です。
決定的な違いは「肉体が生身であるかどうか」です。呪霊は全身が呪力で構成されているため、反転術式(正のエネルギー)を流し込まれると消滅してしまいますが、宿儺のような受肉体はベースが人間の肉体なので、反転術式を使ってもダメージにはならず、むしろ回復してしまいます。
この「肉体の有無」は、術師側がどう戦うべきか(物理攻撃が通るか、反転術式が特攻になるか)を決定づける重要な要素なのです。
怨霊や受肉体との分類分け

呪霊と似て非なる存在として、さらに「怨霊」や「呪詛師」「呪胎」といった用語も登場します。ここをクリアにしておくと、バトルの相性関係がより深く理解できるようになります。
まず「呪詛師(じゅそし)」ですが、これはシンプルに「悪い人間」です。夏油傑(生前)や重面春太などが該当します。
彼らは呪霊と手を組むこともありますが、あくまで人間なので、呪霊のように祓って消滅させることはできず、法で裁くか殺害するかという重い選択を迫られます。
次に「呪胎九相図(じゅたいくそうず)」の兄弟たち、特に長男の脹相(ちょうそう)についてです。彼らは明治時代に、呪霊と人間の間に生まれた特異な存在で、ハーフのような立ち位置にあります。
分類上は「呪物」が受肉した形になるため、宿儺と同じく肉体を持っています。
脹相が呪霊側につきながらも、弟たちへの愛情や虎杖への親近感を見せるのは、彼の中に人間の血と魂が流れているからに他なりません。
脹相の特殊な立ち位置や、彼が辿った数奇な運命については、以下の記事でさらに詳しく掘り下げています。
呪術廻戦の脹相は死亡した?259話の理由や復活の可能性を徹底解説
呪術廻戦の呪霊たちの能力と死亡シーン


人の心が呪いを生み、その呪いが愛する者を奪い去る。
真人の狂気と虎杖の慟哭が交差する渋谷の夜。絶望の淵で魂を燃やす彼らの生き様が、あなたの胸を熱くする。
漏瑚や花御ら災害級の強さ

災害級呪霊のリーダー格とも言える漏瑚(じょうご)は、火山と大地への畏怖から生まれました。
彼は作中で五条悟や両面宿儺といった「世界最強の二人」とばかり戦わされたため、ネット上では「弱いのでは?」とネタにされることもありますが、それは大きな間違いです。
彼の強さは、広範囲を一瞬で焼き尽くす圧倒的な火力とスピードにあります。渋谷事変では、1級術師である七海建人、禪院直毘人、禪院真希の3人を一瞬で戦闘不能に追い込みました。
直毘人が「(直前に戦っていた特級の陀艮より)格が違う」と悟ったほどです。
漏瑚の最期は、宿儺との火力勝負に敗れて焼死するという皮肉なものでしたが、散り際に宿儺から「誇れ、お前は強い」と認められ、涙を流して消滅しました。
人間になりたかった彼が、最も人間らしく感情を露わにした名シーンです。
花御(はなみ)は森への畏怖から生まれた呪霊で、非常に高い耐久力が特徴です。
交流会では虎杖と東堂のコンビネーションを受け続け、五条の「虚式・茈」を食らっても生存して撤退するなど、驚異的なタフネスを見せました。
しかし、渋谷事変では真っ先に五条悟の標的となり、防御の上から「無下限呪術」の圧力で壁に押し潰され、祓われました。
領域展開を使う隙すら与えられなかったその最期は、五条悟という存在の理不尽さを際立たせました。
陀艮(だごん)は海への恐怖から生まれ、最初は可愛いマスコットのような呪胎の姿でしたが、渋谷事変で変態を遂げて成体となりました。
彼の真価は領域展開内での「数の暴力」です。無限に湧き出る式神を必中で浴びせ続ける戦法は、直毘人たちを絶体絶命の窮地に追い込みました。
最終的には伏黒恵の領域侵入と、乱入してきた伏黒甚爾(パパ黒)という規格外のフィジカルギフテッドによって粉砕されましたが、彼がいなければ術師側は全滅していたでしょう。
真人の最期と死亡シーン

特級呪霊の中でも、主人公・虎杖悠仁にとって最大の因縁の相手となったのが真人(まひと)です。「人間が人間を憎む・恐れる感情」から生まれた彼は、子供のような無邪気さで人の命をもてあそびました。
彼の術式「無為転変(むいてんぺん)」は、魂の形を変えることで肉体を改造する能力です。
これは防御無視の即死攻撃であると同時に、自分自身の魂の形を保つことで肉体ダメージを無効化できるという、攻防一体のチート能力でした。
七海建人や釘崎野薔薇といった主要キャラクターも、彼のこの術式によって命を落としたり、再起不能にされたりしています。
渋谷事変の最終盤、真人は黒閃を経て覚醒し、真の姿「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」へと変身します。
しかし、虎杖の揺るぎない殺意と東堂の支援の前に敗北。ボロボロになって逃げ出したところを、救いの手を差し伸べるかのように現れた偽夏油(羂索)によって、呪霊操術で黒い球体に圧縮され、取り込まれるという結末を迎えました。
彼自身が人を弄んだように、彼もまた羂索の「道具」として消費されるという、因果応報とも言える最期でした。
呪霊たちの領域展開の名前

特級呪霊同士の戦い、あるいは対1級術師戦において切り札となるのが「領域展開」です。
彼らの領域名は仏教用語などがモチーフになっており、非常に難読ですが、その効果は絶大です。
| 使用者 | 領域展開名 | 特性・効果 |
|---|---|---|
| 漏瑚 | 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) | 活火山のような灼熱の領域。並の術師なら入った時点で焼き尽くされる。岩やマグマによる必中攻撃を行う。 |
| 真人 | 自閉円頓裹 (じへいえんどんか) | 無数の手で構成された空間。領域内では「無為転変」が必中となるため、中に入れた時点でほぼ勝利が確定する即死領域。 |
| 陀艮 | 蕩蘊平線 (たううんへいせん) | 南国のビーチのような穏やかな空間。死角から無尽蔵に湧き出る式神(魚の群れ)が必中で襲いかかる。 |
| 花御 | 朶頤光海 (だいこうかい) | 作中では五条悟の介入により不発。ファンブック等で名称が判明。植物による精神干渉や生命力の吸収を行うとされる。 |
これらの領域展開は、発動時の詠唱(呪詞)も非常に魅力的です。
以下の記事では、五条悟や宿儺を含めた全キャラクターの詠唱をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
呪霊操術の効果と使い方

最後に、呪霊そのものではなく、呪霊を支配する能力「呪霊操術」について解説します。これは夏油傑の生得術式であり、後に彼の肉体を乗っ取った羂索も使用しました。
この術式の本質は、倒した(降伏させた)呪霊を球体にして飲み込み、自らの手駒として自在に使役することにあります。
一見、ポケモンのように仲間を増やす能力に見えますが、真の恐ろしさは「極ノ番(ごくのばん)・うずまき」にあります。
これは手持ちの呪霊を合体させて高密度の呪力ビームとして放つ大技ですが、準1級以上の強力な呪霊をこの技に使用した場合、「その呪霊が持っていた術式を抽出して、術師本人が使えるようになる」という隠された効果があります。
羂索はこの特性を利用し、取り込んだ真人から「無為転変」を抽出し、日本全土の人間を強制的に進化させる「死滅回游」のトリガーを引きました。
呪霊を単なる戦力としてだけでなく、術式をコピーするための「資源」として扱うこの戦法は、まさに呪霊の天敵と言えるでしょう。
呪術廻戦の呪霊を配信で観る

ここまで、呪術廻戦に登場する呪霊たちの恐ろしくも魅力的な設定や最期について解説してきました。
文字で読むだけでも彼らの異質さは伝わりますが、やはりアニメーションとして動く彼らの姿、特に「領域展開」の瞬間の映像美や音響演出は別格です。
アニメ第2期「渋谷事変」では、漏瑚が渋谷の街を焼き尽くす圧倒的な破壊描写や、真人が虎杖に見せる狂気的な表情の変化が、MAPPAによる渾身の作画で描かれています。
もし「まだアニメ版を見ていない」「原作のあのシーンがどう映像化されたか確認したい」という方がいれば、Amazonプライムビデオでの視聴が最もおすすめです。
プライムビデオのおすすめポイント
・30日間の無料トライアル期間がある
・アニメ『呪術廻戦』シリーズ(1期、2期、劇場版0)が見放題
・Amazonプライム特権(配送無料)なども使える
アニメの続きが気になる方は、以下の記事で原作の進み具合や第3期の情報も解説しています。
呪霊たちの絶望的な強さと、それに抗う術師たちの戦いを、ぜひその目で確かめてみてくださいね。


呪いの王・宿儺が嗤う真の意味、そして特級呪霊たちが描く新世界の悪夢。
術式の深淵と封印された記憶が交錯するとき、物語はかつてない領域へと加速していく。
